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第9回

58番札所〜60番・62番札所・70番札所〜72番

五十八番札所 正眼寺(賀茂郡南伊豆町)

尊さや 大悲の千手 千眼は みな正眼の ふしぎなりけり
山号 稲荷山
臨済宗(建長寺派)
草創 1351(北朝暦観応5)年

五十九番札所 海蔵寺(南伊豆町入間)

三つの会のその暁はとおくとも波にいるまの月をながめむ
山号 瑞雲山
臨済宗(建長寺・末)
草創・不明 

開創年代は不明で、南伊豆の中木地区に天台宗の寺としてあったものを、1532-55(天文年中)臨済宗に改宗し現在地に移転した。
通称「お多福寺」と言われ、その名の通り境内にはお多福さんの石像がそこここにある。

本堂に本尊・弥勒菩薩坐像、脇立に達磨大師、大権修理菩薩像が安置されている。本尊・弥勒菩薩坐像は行基作。脇室の厨子内の秘仏十一面観音立像は頭上に十一面を配し、奥行き豊かな一木彫りの平安後期の古仏である。

境内には、明治7年(1874)、入間沖で座礁沈没したフランスマルセーユ港郵便船ニール号の遭難者招魂碑がある。ニール号は入間沖で風浪座礁転覆して行方不明者55名、収容遺体31名と記録されている。村民は手厚く寺に葬ったという。現在の塔は、昭和 54年(1979)に復元したもの。ニール号にはウィーンで開かれた第一回万国博覧会に日本が出品展示した荷が積まれていたことが判っている。お宝は海の中なのだろうか・・・?
伊豆八十八ヶ所五十九番札所・伊豆横道三十番札所・伊豆七福神 4番札所を兼ねている。

六十番札所 善福寺(南伊豆町妻良)

阿字のそらばん字の海の善福寺般若の船にゆがの舵かな
山号 龍燈山
真言宗(般若院・末)
草創・不明

妻良港 善福寺は開創年代は不明。寛永五年入寂の僧了快を中興の祖とする高野山真言宗の寺。天保年間 (1830-44)僧・心蓮により本堂、庫裏を再建。

妻良港は、昔は風待ち港として下田以上に栄え、歴史上の人物が立ち寄った記録も多い。安政2年(1855)9月 勝海舟が長崎に向かう途中 風待ちのために 一週間滞在したと言われている。

寺の周辺には山崖が聳えて寺の幽玄さを醸し出している。崖の岩穴からは水が落ち、池になる。池の中心にはお地蔵様が佇む。流れる水の音が静かに心を癒す古刹である。

伊豆八十八ヶ所(六十番札所)の他伊豆横道(三十一番札所)・ 伊豆七福神・(五番札所) 三ヶ所の札所を兼ねる。伊豆七福神は長寿の神、人徳の神としても親しまれている福禄壽が祀られている。

六十二番札所 法伝寺(賀茂郡南伊豆町)

石屏の かたき心を 守りてや 尊き法を 永く伝えむ
山号 石屏山
臨済宗(建長寺派)
草創 不明

七十番札所 金泉寺(南伊豆町子浦)

さざ波も 月にこがねの いずみ寺 ふるき誓いは 汲みてこそ知れ
山号 医王山
浄土宗(西林寺・末)
草創・1644(正保元年)

僧・超傳により創立。それ以外全く不明である。

本堂の壁は漆喰の立体壁画で三仏像が浮かび龍が飛び出している。

七十一番札所 普照寺(南伊豆町伊浜)

弓張りのつきは波間を伊浜よりあまねく照らす法のとも
山号 翁生山
真言宗(高野山、高室院・末)
草創・793(延暦十二年)

駿河湾に面した山肌に沿うように建つ古刹。境内に上る石段の付近にはアロエの赤い花が咲き、境内の棕櫚の木は団扇の様な葉が広がり南國を思わせる。高台にあった真言宗の草庵を、寛正年間 (1460-65)僧・盛賢によりこの地に再興した。

本尊の観音像は行基作。僧・泰庵書の大般若経、大中臣・友綱寄進の梵鐘と鰐口があり、3点とも県重要文化財。
観音像は浜で網に掛かり引き上げられ、草庵を結び安置したのが草創と言い伝えられている。伊豆国七福神のひとり、寿老人が祀られている。長寿村としても知られる南伊豆町伊浜の守り神となっている。

七十二番札所 禅宗院(賀茂郡松崎町)

はるばると 越えにし岸は 黒崎の 功徳の海は 波のきらめき
山号 黒崎山
曹洞宗
草創 不明