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第11回

79番札所〜83番・76番札所

七十九番札所 建久寺(賀茂郡松崎町)

法の飾 たちて久しき 寺なれば 大悲の風に なびかぬはなし
山号 曹源山
臨済宗(建長寺派)
草創 建久年間(1190~1198年)

八十番札所 帰一寺(賀茂郡松崎町)

伊豆三大名園のひとつ、建長寺派の中本山。
山号 満法山
臨済宗(建長寺・末)
草創・1301(正安三年)
本尊 観世音菩薩

臨済宗建長寺派の古刹。鎌倉時代、正安三年(1301)、元(今の中国)出身の名僧・一寧により開山。戦国時代には北条氏、江戸時代には徳川家より寺領を安堵され建長寺派の中本山として南伊豆地方50ヶ寺を末寺として束ねていた。

総門をくぐると樹齢300年といわれるツガの大木があり、山門までの参道は杉木立と古木に覆われて荘厳な雰囲気で参拝する人々を畏敬の念に包み込む。「宮本武蔵」「世界の中心で愛を叫ぶ」などドラマの撮影に使われている

白隠禅師にも縁があり「帰一寺経蔵記」で知られている。寺宝として一山一寧の自画像一幅、自筆絹地一幅、語録二巻。経蔵には六千七百巻の大蔵経が納められている。

伊豆では珍しく、精進料理を楽しめる寺。伊豆の三大名園の一つである本堂裏庭を眺めながらのひと時は格別。写経、座禅、法話など仏教カルチャーも一緒に体験できる。

八十一番札所 宝蔵院(賀茂郡西伊豆町)

迷いぬる 六道衆生 すくわんと 貴とき山に 法の聲して
山号 富貴野山
曹洞宗
草創 800(延暦19)年

八十二番札所 慈眼寺(賀茂郡西伊豆町)

ただたのめ 火抗変池の 大悲山 五慾をすつる 谷川の水
山号 大悲山
臨済宗(建長寺派)
草創 不明

八十三番札所 東福寺(西伊豆町中)

松照らす嶺は菩薩の寺川や谷まで法のまひるなりけり
山号 照嶺山
臨済宗(帰一寺・末)
草創・1233(天福元年)

仁科の浜近く仁科川の清流を前、山門鐘楼の奥にある古刹。福年間(約750年前)に建立され、天福寺と称されていたが、衰退、再興を繰り返し、真言宗から臨済宗に改宗。天嘉元年間(約680年前)ここに再建され、東福寺となったと伝えられている。

本堂の天井には、大正末期に仏師、田村利光により漆喰で描かれた天井画の五百羅漢が残っている。田村利光は、通称「のん兵衛安さん」と言われたくらい、そうとうな酒好きで「酒が入らぬと仕事にならない」と言っていたそうだ。4年8ヶ月の歳月をかけて完成させた漆喰の五百羅漢は立体的で、天井中央の八方睨みの龍をぐるりと取り囲み圧巻。

七十六番札所 浄泉寺(松崎町松崎)

ありがたや浄き泉の寺に来ておがむ心は浄土なるらむ
山号 清水山
浄土宗(増上寺・末)
草創・応永二十一年 (1414)

草創後、何回かの災害に見舞われ、現在の本堂は安永九年 (1777)再建される。徳川時代、伊豆の三名園の一つにもなっていた庭が美しい。

山門向かって左の経堂はぎっしりと一切経が納められた輪蔵になっており、この輪蔵を手で一回転すると、すべての経を読んだと同じ功徳(ご利益)があるという。経堂は文化七年 (1810)建立、経蔵(輪蔵)は六面からなる。

本尊仏の天蓋に、長八作の「飛天」鏝画がある。石田半兵衛作、本堂欄間の十六羅漢の透彫や裏山の33観音が見どころ。 長八美術館が寺のすぐ右側にある。